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2012/12/20 |
sFlt-1タンパクが腎機能に関与 ネフローゼ症候群の解明に向けて重要な進展
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当研究所の澁谷正史所長が共同研究者として参加したsFlt-1タンパク(可溶性血管内皮増殖因子受容体-1)と腎疾患に関する論文が、医学生物学領域で極めて著名な国際学術誌Cellの10月号に掲載されました。カナダのQuaggin教授の研究グループは、澁谷博士らを含む多くの研究者と共同で、sFlt-1タンパクが腎臓の機能に非常に重要であること、その欠損はヒトの腎疾患ネフローゼ症候群と類似した症状を引き起こすことを動物実験などにより明らかにしました。Flt-1遺伝子は澁谷博士のグループが東大医科研において初めて見出し、1990年にFlt-1と命名して報告したものです。
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