• VEGFや免疫系細胞の一つマクロファージは、肺気腫の発症・進展に大きな役割を果たすことが知られている。しかし、マクロファージに発現するVEGF受容体-1(VEGFR1/Flt-1)のリン酸化活性が、疾患にどう関与するかは不明であった。天野教授のグループはVEGF受容体-1のチロシンキナーゼ活性が欠損したマウス(Flt-1 TK-/- マウス)を用いて、エラスターゼ誘導の肺気腫の性状を調べ、肺気腫の症状が軽度になること、すなわち、マクロファージ上のVEGF受容体-1キナーゼは、肺気腫を悪性化させることを明らかにした。

Akinaga S.et al. Inhibition of VEGFR1 Tyrosine Kinase Signaling Attenuates Development of Lung Emphysema by Recruiting Monocyte-derived Macrophages. ΙN VIVO 40: xxx-xxx (2026)