「産科の重大疾患の一つについて、その治療法開発を目指す東京大学との共同研究がAMED研究費に採択されました」
  • 学びと教育
2026.04.01

「産科の重大疾患の一つについて、その治療法開発を目指す東京大学との共同研究がAMED研究費に採択されました」

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 妊婦の約5%で発症する妊娠高血圧症候群(以前の名称では妊娠中毒症)は、産科の疾患の中でも患者数も多く、母体、胎児の両方に重大な悪影響を及ぼすことから、世界的にも新しい治療法の開発が喫緊の課題となっています。

 東京大学病院と上武大学・医学生理学研究所は、過去5年ほどこの疾患の克服を目標に共同研究を続けてきました。この共同研究は、今回、公的研究費の一つである日本医療研究開発機構(略称:AMED)の令和8年度研究事業に採択され、3年間、手厚い研究支援を受けることが決まりました。研究代表者は東大病院・入山高行准教授、研究分担者は上武大学・澁谷正史研究所長(学長)です。

 今回の研究費は、AMEDが募集した項目「周産期・小児期の疾患等の予防、及び治療に関する研究開発」で、全国から13件の応募がありましたが、我々の申請を含めて2件のみが採択となりました(詳しくはAMEDのホームページをご覧ください)。東大と上武大の共同研究では、本疾患の動物モデルに対して良好な治療薬候補を開発できており、近い将来の臨床試験を目指したいと思います。