上武大学

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一介の凡人がアメリカShingo Prizeを受賞するまで 日本アイビーエム(株)
作家であり、島根県立大学名誉教授としても活躍する豊田有恒氏。大学在学中にアニメ「エイトマン」のシナリオを手がけたことで、手塚治虫氏にその手腕を買われ「虫プロダクション」に契約社員として入社。「鉄腕アトム」をはじめとしたアニメのオリジナルシナリオを執筆。20数本を担当し、中でも「イルカ文明の巻」はアニメ史上空前の42%の高視聴率を記録した。
日本のアニメは平面的(2D)なものが多く、アメリカのディズニーなどは3Dアニメが主流である。日本のアニメは世界でもトップであったが、今後、3次元化が進むと、2Dが主流の日本のアニメは終焉を迎える可能性もある。そこがいちばんのネックである。
豊田氏は、自ら手塚治虫氏に自分のシナリオを見せアニメ化を依頼。「自分より才能のあるすごい人の懐に飛び込むことが良い、すごい人の下にいれば、おのずと良さや技術が見えてくる」と話す。