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研究・活動報告

2018/3/30

 

看護学部1年生がアシスタントで実験を体験 

 

3月19日から30日までの期間、看護学部の学生が医学生理学研究所において実験助手を体験しました。今回アシスタントとして参加したのは1年生の榊原晴美さんです。普段行っている授業などでは触れる機会がほとんどない、「大学の研究所」ならではの非常に専門的な実験や研究を経験したいと考え、こちらのアシスタントに応募したそうです。
実験の中心は細胞の培養研究で、iPS細胞から神経細胞を分化させるという国内でも最先端の内容となっています。また、遺伝子の変化解析も同時に進行させており、データとして正確な解析結果を求められていることに大きなやりがいを感じると榊原さんは話してくれました。
榊原さんは介護福祉士として社会福祉法人等での就業経験があり、その時に携わった在宅医療における体験をきっかけとして看護師の道を志されたそうです。医療職を担う資格を取得する以上、腰を据えて勉強に取り組みたいと考え大学の看護学部を選んだと語ってくれました。オープンキャンパスに参加した際に、生き生きとした学生と先生方の教育熱心な人柄に触れ、本学の受験を決められました。
これからは看護分野での知識を深めることはもちろん、今回のような研究や臨床分野への知見も深め、それらを包括した医療分野の橋渡しを担えるようになること、そして自身が学んだことを社会に還元していけるようになることが今後の目標とのことです。

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