教育の特色

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看護学部アメリカLAレポート

9月3日(木)

 5日目の午前中は、特別養護老人ホーム「サンライズ」を訪問しました。この老人ホームは家庭的で快適なシニア居住者中心の施設として1981年に誕生し、カリフォルニア州だけで41の施設があります。ここでは、個別、24時間体制、専門チームによる看護や自立支援が行われています。施設内を見学後、ダイニングホールで多くの居住者の方々と折り紙を作り楽しんだり、「上を向いて歩こう」の歌をプレゼントし、その盛り上がりに学生たちは充実感を得たようでした。各自昼食は和食フードコートで、そば・うどん・カツ丼、寿司、カレーライスなど久しぶりの日本食を味わいました。
 午後は、ロサンゼルスのトーランス・メモリアル・メディカルセンターに勤務されているナース・プラクティショナー(NP:薬の処方箋や一部手術も執刀する高度な看護師。)のジャーダン・鈴木さんから米国の看護(NPも含む)について分かりやすい講演をいただき、日本語ということもあり、学生たちは活発に質問していました。全員一緒の夕食は、食べきれないくらいの中華料理のコースでした

9月4日(金)

 この日は終日フリータイムで各種オプショナルツアーを楽しみました。最初に造られたディズニーランドと最近のリトル・マーメイド、トイ・ストーリー、バグズライフ、カーズなどのアドベンチャーランドをどちらか選択するコースか、両方OKの何と13時間コースのディズニーランド1日観光2種類でした。もう一つは、カリフォルニア最南端の美しい町サンディエゴ、そしてもっと南のメキシコ国境の町ティファナで異国情緒を満喫できるツアーでした。ディズニーランド13時間コースに参加した学生たちは、さすがにへとへとになって帰ってきました。


9月5日(土)

 あっという間に最終日となりました。米国で看護学を学ぶ3名の日本人看護学生(日本の看護学部卒業生を含む)との交流会が実施されました。3グループに別れ、ゲスト3名がそれぞれのグループを巡回してくれて、体験談を中心に米国看護についてディスカッションしました。この交流会により、看護に対する思いを高め、日米の看護や学生生活の実際の違いを学ぶことができました。昼食のピザ&コーラで楽しい交流会を終えました。その後、ロサンゼルス国際空港で最後のお土産ショッピングを楽しみ、帰国の途につきました。
 今回の研修で、学生たちは自ら踏み込むことで世界が変われることを身をもって体験できたのではないかと思います。多感な若い学生の時にこそ、日本を脱出して日本では当たり前の常識が他の国々ではまったく通じないことを知り、さまざまな刺激のシャワーを浴びて、とにかく自分で考えることの大切さを感じ、今後の学生生活に是非生かしてほしいと心から思っています。


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