教育の特色

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看護学部アメリカLAレポート

9月1日(火)

 3日目の午前中は、今回の観光のメイン、映画の聖地「ハリウッド」!です。終日観光客で溢れる賑やかなハリウッド通り、アカデミー賞の授賞式が行われるドルビー・シアター、そして何と言っても、ハリウッドスターの手形、足形が敷き詰められたチャイニーズ・シアターの前庭とハリウッドブルバードの歩道が特にメインスポットです。マイケル・ジャクソン、マリリン・モンロー、アーノルド・シュワルツネッガー、メリル・ストリープ、ブラッド・ピット、ジョニー・デップ、ミッキー・マウス等、200名以上の名優たちがここにいます。忘れてはならないのは、この地で活躍するスターたちが、ロサンゼルス子供病院に多くの寄付を行ったことです。学生たちは、好きな俳優たちの手形、足形を見つけ、はしゃぎながら記念撮影をしていました。 
 午後はUCLA(州立カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のロナルド・レーガン メディカルセンターを訪問しました。1955年に設置され、西アメリカの最も優秀な医療機関、全米の最先端技術を持つ総合病院です。全体説明を看護学部国際プログラムのディレクターのサルピーさんから説明後、3グループに分かれてUCLA病棟ツアーを体験し、各専門病棟の担当者から非常に専門的で素晴らしい内容の案内をいただきました。学生からは、質問やコメントなどが多数に出ていました。

9月2日(水)

 午前中は、エル・カミノ・カレッジ(ECC:看護・医療の公立大学)看護学部の訪問、交流です。3グループに別れ、実際に学生たちが学ぶ授業(肉芽腫など癌についての講義)に入れていただき、一緒に学びました。また、医療用患者ロボットを使用して、肺音、脈拍、心音、話しかけるなどのスキルズラボで実習演習を行いました。各グループをサポートしてくれる看護学生の案内によって、広大なキャンパス内のいくつかの学内カフェテリアでランチを自分で英語で注文し昼食をとりました。
 午後は同校の看護学生約30名と合同で、6グループに分かれ、同校が用意してくれたいくつかの共有質問(例:患者に接する最前線の看護師に一番大切なことは何か?等)に沿ってディスカッションを行いました。本学の学生は英語が得意ではありませんが、ゆっくり話してくれたり、通訳が入って質問内容は難しいながらも、コミュニケーションできていたようでした。
 その後、翌日に予定している高齢者施設でのプレゼン練習を兼ねて、振り付けつきの「上を向いて歩こう」を全員で合唱しました。現地学生との交流の中で、本学男子学生が「毎日、自宅でどのくらい勉強していますか?」と質問したところ「平均5〜6時間ですが、学生によっては10時間くらいです」と聞き、その学生は「同じ看護師を目指す学生として、勉強をあまりしない自分はこれでいいのか、大きな焦りを感じた。」と、大きなショックを受けたようです。本学の学生たちは、米国学生の猛勉強や医療・看護に対する姿勢、将来の自分に対しての見方等、本気さを強く感じたようです。


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