教育の特色

ホーム >  教育の特色/看護学部LA研修レポート

看護学部アメリカLAレポート

 2015年8月30日(日)〜 9月6日(日)までの6泊8日間、米国ロサンゼルス看護研修が実施されました。
ロサンゼルスは、ご存知のように米国西海岸カリフォルニア州の南西部に位置しています。宿泊地はトーランスで、ここには米国トヨタ自動販売及び研究開発拠点も併設(今後、テキサスヘ移転予定)、ホンダオブアメリカもあります。この研修は、看護学部看護学科の選択科目・国際関係論の一環として毎年開催しており、今回の参加学生は24名で、1年生22名(女性16名、男性6名)、2年生2名(女性1名、男性1名)でした。
 今年は、昨年のマレーシア・クアラルンプールから、ロサンゼルスに研修地を変えて、UCLAメディカルセンター、ロサンゼルス子ども病院の見学やエル・カミノ・カレッジ看護学部での実践看護研修と看護学生との交流を中心に実施しました。今回、エイズ・プロジェクト・ロサンゼルスやサンライズ高齢者ケア施設、現地で活躍されている看護師・ナースプラクティショナー(NP:非医師高度診療師の一つ)の方に米国の看護学についてセミナーを聴講し、看護学を学ぶ日本人留学生との交流会など貴重な経験をしました。
 参加した本学の看護学生たちにとって、米国の看護学生たちが看護学を楽しく学んでいるように見えましたが、実は自宅で長時間、猛勉強していることに、同じ看護師を目指す学生として大きなショックを受けたようです。今後の成長がとても楽しみです。

8月30日(日)

 午後1時30分に高崎キャンパスを大学のバスで出発。成田国際空港までの車中、米国研修中に披露するパフォーマンスとして、振付けつきの「上を向いて歩こう」を全員で練習しましたが、まだまだ声が小さく前途多難です。午後7時15分に離陸し、約10時間30分の長いフライトでしたが、国内で人気No.1のシンガポール航空でしたので機内食も美味しく、映画の数も選ぶのに迷う数百本でした。現地時刻午後1時30分にロサンゼルス国際空港(LAX)に無事到着。すぐに爽やかな風が気持ちの良いマンハッタンビーチに行き、サウスベイエリアを散策しました。裸足になって海に入った学生も! LAの海岸線は何と80km以上に渡っており、このマンハッタンビーチは夏、ビーチバレーのトーナメントで有名です。
 その後、6泊お世話になるマリオットホテル系列のレジデンス・イン・トーランスに到着、チェクインしました。ここは、コンドミニアム風で、2階建てのコテージが31軒もあり、調理設備完備、戸外にプールやスパまでありました。夕食は、海鮮和食中華のビュッフェレストランで、新鮮な生カキ、刺身、寿司、ステーキ、中華など大満足で、みんなきっとぐっすり眠れたでしょう。

8月31日(月)

 朝食はゲートハウスでとります。マフィン、ベーグルブレッド、食パンなど自分でトーストします。また、各種ジャム、ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、コーヒー、ミルク、オレンジやグレープフルーツジュース、各種ヨーグルト等々、これだけいろいろあると、毎朝、ブレックファーストが楽しみです。
 2日目は、午前中にエイズ・プロジェクト・ロサンゼルス(APLA)を訪問し、見学、説明を受けました。APLAは、エイズに苦しむ人たちの治療や生活面での補助や保護をするNPO(非営利団体)で、全米一の規模を誇り、毎年7,000人以上のエイズ患者、HIV感染者をサポートしています。そのユニークな経営ポリシー、圧倒的なパワーに頭が下がります。お昼は、それぞれ、メキシコ風の家並みが続くエリア、オルベラ街でとりました。
 午後は、ロサンゼルス子ども病院を訪問しました。これだけ大規模な子ども病院は、米国でもなかなかありません。研究施設まであり、南カリフォルニア大学医学部との合同研究機関にもなっていますし、その最新医療設備はもちろんですが、LAならではのエンターテイメントの立場から、子どもたちの心理的な側面からもサポートしています。さらに、この病院では、チャイルド・ライフ・スペシャリストという入院環境にある子どもやその家族に心理社会支援を提供する専門職が常駐していて、その方から説明を直接聞くことができ、貴重な体験となりました。




ページトップへ戻る